M&A
M&A
M&Aとは企業の合併買収のことである。
ある事業分野に進出する場合、新規に企業を設立したり、
もしくは社内の既存の経営資源を充当して、新しい事業活動を開始することもできる。
これらの方法はいずれもゼロからのスタートであることから、
初期投資費としてかなりの金額が必要であり、失敗というリスクもある。
そこで、M&Aはその授業分野ですでに操業している企業を合併したり、
企業全体あるいは必要な事業部門のみを買収する経営戦略のもとで行われる。
また、これとは別に、投資ファンドなどの機関投資家によって行われる
割安株を対象にしたM&Aもある。
資産が有効活用されず、株価が割安に放置されている企業の株式を
大量に取得して経営権を握り、経営を改善して企業価値を高め、
最終的には株式を売却して利益を得る。
合併または買収する側が、される側の経営陣の了承の元で行うM&Aを友好M&A、
そうでないものを敵対的M&Aと呼ぶ。
敵対的M&Aでは、市場経由で株式を買い集める方法もあるが、
株式公開買い付けは、不特定多数の者から市場外で買い付ける方法方法で、
買い付け後の持ち株割合が5パーセントを超える場合には、
取引所市場外で一定価格で一定期間にわたって買い付ける旨を公告してして行わなければならない。
公開買い付け価格は市場価格よりも高く設定されるのが一般的である。
買い付けが予定とおり進まない場合には、買い付け価格を引き上げることができる。
逆の、買い付け価格の引き下げは認められない。
M&Aには、ゼロから新規事業を始める場合に比して
成果や目標を早期に達成できるメリットがある。
もちろんその場合、リスクはあるし、買収費用は新規設立よりも高額となることもあるだろう。
ゆえに、対象企業の評価、株式の評価が重要となる。