エージェンシー理論
エージェンシー理論
エージェンシー理論とは、プリンシパルエージェントの理論ともいう。
主たる経済主体、つまりプリンシパルとその主たる経済主体のために活動する代理人、
つまりエージェントの間の契約関係をエージェンシーという。
一般的にエージェントはプリンシパルの利益を最大化するように行動することが期待される。
しかし、両者の利害は必ずしも一致せず、利害の不一致、情報の非対称性により、
エージェントがプリンシパルの利益ではなく己の利益に忠実に、
行動してしまうというモラルハザード、
もしくはプリンシパルに虚偽の報告を行うなどの逆選択が起こる場合もある。
そこで、プリンシパルが@エージェントが
プリンシパルの利益に合致した行動をとらせるような報酬体系をデザインする。
エージェントの行動を常に監視することが必要となる。
そのために発生するコストがエージェンシー・コストで、
これを最小化することで問題解決が図られる。
財務理論においてエージェンシー理論は、プリンシパルとエージェンシー、
もしくは株主と債権者などの関係に当てはめることで、
資本構成、所有と分離の問題などが分析されている。