オプション
オプション
オプションとは、一般的に選択権のことである。
企業経営者に対する刺激的報酬として、
一定価格で自社株買い付け権を与えることがあり、これをストックオプションという。
しかし、近年ではオプションといえば証券のオプション取引をさすことが多い。
オプション取引とは、一定期間内に一定量の証券をあらかじめ定められた価格で買い付ける選択権、
またはその両者を組合わせた取引のことを言う。
これらの買付選択権をコール・オプションといい、
また、オプションの代金をプレミアムという。
日本では1989年以後、オプション取引が開始され、
現在では東京、大阪、名古屋の各証券取引所で株価指数を対象とするオプションの、
また東証では国債先物を対象とするオプションの取引所取引がさらに債権ディーラーの間では、
個別、現物債権のオプションの店頭取引がそれぞれ行われている。
あらかじめ定めた価格を権利行使価格といい、
現証券の価格が大きく変動すると異なった権利行使価格が設定され、
別のオプションとして取引がされる。
上場オプションは、取引条件が企画化されているために
権利行使なしに市場や売却、買戻しによって生産し、取引から離脱できる。
これに対し店頭オプションでは、取引条件は話し合いでという自由度はあるが、
相手の債権不履行のリスクがあり、さらに、途中で離脱できないという不便さがある。
これらの基本オプションのほかに、近年では「エキゾティック・オプション」が
店頭市場で盛んに取引されている。
これは、標準的な取引になじまない特約条件を付加したものであり、
ノックアウト・オプション、ノックイン・オプション、ルックバック・オプションなどがある。